2025年・2026年 繁忙期 去年と比べて感じる賃貸市場の変化

2025年から2026年にかけての賃貸市場では、都心部を中心に家賃上昇が続いています。
特に東京23区では、単身向け・ファミリー向け問わず以前より高い賃料設定で募集されるケースが増えており、
繁忙期にはその傾向がさらに強く見られました。
背景として大きいのは、慢性的な空室不足です。
近年は「紹介できる物件が少ない」と仲介会社から声が上がるほど、市場に出回る空室数が減少しています。
条件の良い物件は募集開始後すぐに申し込みが入り、退去前から問い合わせが入るケースも珍しくありません。
去年の繁忙期と比較しても、今年はさらに物件不足が進んでいる印象があります。
特に人気エリアでは、仲介会社が「紹介したくても物件がない」と感じる場面も増えており、
空室が出てもすぐに次の入居者が決まる流れが強くなっています。
また、建築費や資材価格、人件費の高騰によって、新築物件の賃料水準自体も上昇しています。
その影響で周辺中古物件の相場も押し上げられ、築年数が経過した物件でも以前より高い賃料で募集されるケースが増えています。
さらに近年は、更新時に賃料改定を行う物件も増えています。
以前は「更新時の値上げは難しい」という印象もありましたが、現在は周辺相場の上昇や空室不足を背景に、
更新のタイミングで賃料増額の打診を行うケースが多く見られるようになりました。

実際に、数年前より数千円〜数万円高い条件でも成約している事例が増えており、
オーナー側としても相場に合わせて条件を見直す動きが強まっています。
その一方で、すべての物件が同じように賃料を上げられるわけではなく、
駅距離や築年数、設備内容による差は以前より大きくなっています。
しかし市場全体として見ると、2025年から2026年の繁忙期は「物件不足による家賃上昇」が大きな特徴となった時期だったと言えます。
今後もしばらくは供給不足が続くと見られており、賃貸市場全体の高止まり傾向は継続していく可能性が高そうです。
今年の繁忙期は、去年以上に「空室不足」と「家賃上昇」が強く表れたシーズンであり、
賃貸市場全体の変化を感じる繁忙期となりました。
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