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現場スタッフ「喜怒哀楽日記」

2023年9月1日| by 五月女

水の次に使われる資源『〇〇』が世界中で不足している!?

水の次に使われる資源『〇〇』が世界中で不足している!?

こんにちは。

2023年 関東の水源の要となる各所ダムの貯水率が低下しているのは

ニュース等で報道されているのでご存じかと思いますが、

 

実は世界で『砂』不足が問題となっているのはご存じでしょうか?

 

日本で住んでいて『砂』は必要ないのでは?と感じる方も多いかと思います。

しかしながら、マンションやビルなどに使われるコンクリートは、

セメントに水や砂、砂利を混ぜ合わせてつくられており、

発展途上国など都市化が進む地域で建設需要が拡大しています。

 

砂漠の砂が大量にあるので大丈夫なのでは?という疑問があるかと思いますが、粒子が細かすぎる為、

コンクリートに不向きとされており、「川の砂」が最適とされています。

コンクリートに使用するために採取される砂の量はこの20年で3倍に増え

年間500億トンに達していますが、

これは自然界の仕組みの中で砂が生成される量をはるかに超えているそうです。

 

つまり、砂がないとビルやマンションが建築できないという事になります。

 

また、私達の一番身近なところでは、砂がないとスマホが作れないそうです。

その理由は、スマホ画面にガラス部分には砂が使用されています。

ガラスは珪砂という特殊な砂を熱で溶かして加工して作られます。

砂に変わる代替素材があればいいのですが、現時点では砂に変わる素材はなく

そのため、砂がないとスマホが作れないというわけです。

 

現在、世界でスマホ利用者数は40億人といわれスマホを製造するために砂をどんどん使い、

今や砂不足は世界の常識となっているそうです。

世界中で『砂』を巡った争奪戦が繰り広げられていることも事実です。

 

 

日本ではコンクリート再利用が世界と比較しても進んでおり、砂に戻すことが可能であること、

代表的な砂を使った製品であるガラスもリサイクル可能であること、

家庭でも分別収集してリサイクルに協力することで砂の消費を抑えることができることを知り、

改めて貴重な資源である『水』『砂』を大切に使用しなければいけないと改めて感じました。

 

参考:水の次に使われる枯渇資源の「砂」。その奪い合いは身近なものが原因?

 

 

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