物件を購入する前に確認しておく大切なポイント
一棟アパートや一棟マンションなどの「投資用」物件購入の際には、
利回り〇%、ローン期間〇年、このような点に注目して購入するのが一般的ですが、
突発的な修繕費の支出に迫られることがないように、
将来的な修繕費用について事前に予測して把握することが大切です。
なぜなら、
「修繕は避けては通れない道」
だからです。
国交省は将来的な修繕費を計画するために長期修繕計画書の作成を推奨致しており、
大きな工事項目を抜粋すると以下の項目となります。
1.屋上防水、外壁補修などの大規模修繕工事(12年~15年に一度)
2.鉄部塗装工事
3.給排水設備、給配管の更新工事
4.エレベーター更新工事
また、長期修繕計画書を作成するためには、
「竣工図面」が必要となりますので、物件購入時には
これらの資料が揃っているのか確認することがとても大切です。
これらを元に物価の上昇率なども加味しながら概算費用を収支シュミレーションに組み込む
ことは、不動産業に携わる者には通常のことですが、初めて物件購入をお考えの方には馴染みがない
ことも多いようです。
巷は「投資ブーム」ですが、修繕にはまとまったお金が必要になりますので、収支を考えるときは
修繕費用が一体どれくらいかかるのかを予め把握しておくと購入イメージが湧くかもしれません。
修繕費用のお見積もり含め、物件の価値を高める工事の提案など、
物件購入前にご相談を頂けますと嬉しく思います。
ご連絡お待ちしております*