空室対策④ 「コワーキングスペースって!?」
◆コワーキングスペースについて
当社が展開するコワーキングスペース『ビズコンフォート』が、2018年4月時点で全国に23拠点を展開するに至りました。これからも積極的に展開していく予定でいます。
このビズコンフォートは、例えばオーナー様が事務所の空室長期化に悩む場合、テナントターゲットを一般法人からコワーキングユーザーへ切り替えることで、空室を解消するだけでなく、より高い収益を実現することが可能です。当社は、対象となるオフィスのサブリースも実施しておりますので、オーナー様は収入の浮き沈みに悩むこともないでしょう。
では、このコワーキングスペースって何でしょう??
日本の某大手企業が、アメリカでコワーキングスペースを展開するベンチャー企業に44億ドルといった巨額投資を行ったことでも一時騒がれました。当然、このベンチャー企業は日本市場への進出を始めています。それ以外でも大手不動産会社がいくつもこの業界へ進出、商品展開を進めています。この数年において、かなりの数の企業が参入しいま急激な勢いでコワーキングスペースが全国に広がっています。
コワーキングスペースのコワーキングは、Coworkingと書きます。Workingは、「働く」という意味なのは分かります。では「Co」とはなんでしょうか?? これは、共同・共創といった意味になります。要は、みんなが働くスペース、みんなで創り上げるスペースといった意味になります。発祥はアメリカ。いまいろいろなビジネスの世界で影響を与えるシェアリングエコノミービジネスの1種となります。背景には、インターネットの発達により、スタートアップ(起業)、クリエイター、フリーランスなどの人口が増加。ただし、各人専門や特技があっても一つではなかなかビジネスを生み出せない。また、資金を集めるノウハウやシステムがないと問題がありました。そこで、使われていないオフィススペースを活用して、交流やコミュニティを確立するとともに、協業や共創の仕組みを作り上げ、各専門や特技の人たちでビジネスアイデアを実現する。そして、いいビジネスには、お金が集まる仕組みを作る。このような過程でたくさんベンチャー企業が誕生、結果、世界中で成長を続けてきたビジネスモデルがコワーキングスペース事業です。
◆日本でのコワーキングスペースのマーケット
では、日本のマーケットはどうでしょうか。当然、海外マーケットと同じようにスタートアップのユーザーやクリエイターなどの需要は一定数確保することは可能です。ただそれ以外にいま大きく成長しているマーケットが3つあります。
1つ目が、フリーランス。企業に縛られるより自分の特技を生かして自由に生きている人たちです。この人口・マーケットは社会変化と協調して年々増加傾向にあります。20兆円以上のマーケットに成長したという調査結果もあります。
2つ目が一般企業のはたらき方改革。生産性の向上を目指した結果、移動時間の短縮や、事務所スペースをフレキシブルに構成出来るなどのメリットを活かして、まだ試験段階ではあるものの積極的にコワーキングスペースを活用する企業が増えております。
そして、3つ目がサイドビジネス(副業)です。企業が従業員の副業を認めるケースが年々増えております。週末起業などといった言葉も最近では生まれております。これは、そもそもスタートアップユーザーなどのコアなマーケット、ターゲットだったものが、大きなマスマーケットへ変化しようとしている兆しともいえます。各企業が競って、参入しようとしているのは、このマーケットの拡大を見据えているともいえます。
一方で、コワーキングスペース施設の状況はどうなっているかというと、まずは、価格で分かれます。都心の一等地、著名ビルを活用してグレードの高い商品を提供する施設。その逆で、古い空オフィスを活用して、手頃な価格で施設を提供する施設になります。つぎに、ターゲットでも細分化されていきます。一般企業のはたらき方改革をメインターゲットにテレワーク施設として、コワーキングスペースの数に注力する施設。また、セミナーや交流会などを積極的に開催し、協業や協創を促す施設。そのほかカフェのような雰囲気で、且つ気兼ねないこと、働きやすいことに注力した施設など分かれます。ターゲットと価格において、各企業商品群を分類した形となります。そのなかで当社のビズコンフォートは、
① 空室を活用している為、価格が手ごろなこと。
② 全国の施設がカード1枚で使える為、ちょっとした訪問や出張の際に便利なこと。
③ 身近で気軽に利用が出来ること。
などの特徴を活用し、現在1,000名近くの会員様にご利用頂けるようになりました。
オーナー様にて、空室でお悩みの際はぜひご相談ください。
ビズコンフォートは会員にとって身近な施設であることを目指しておりますので、特に一等地であることにこだわりもありません。全国100拠点を目指して、日々邁進していきますのでご支援頂ければ幸いです。