2017年8月26日| by 田中 裕之
栄光と衰退
先日、私事ですが京都、金沢、福井を旅行してまいりました。
国内のみならず、海外からも注目を集めるエリアという事もあり、
多くの外国人が目立ち、「ここは日本か」状態でした。
特に京都では、宿泊施設不足から民泊や古民家の改装等、
宿泊施設の拡大が急務となっています。
その一方で、昨日の帰り道にネットニュースを見ていたところ、
大分県の杵築市に築13年のアパートが家賃1000円で募集に
出されているという衝撃の内容でした。
また、三重県の亀山市、大分県の国東市でも同じ状況に陥っているという記事でした。
いずれも某大手家電メーカーの工場に勤務する社員の需要を見込んで建設され、
撤退と共に家賃をここまで下げても借り手がいないという現状です。
栄光がいつまで続くのか・・・
衰退からいつになったら脱出できるのか・・・
立ち直れないまま忘れ去られるのか・・・
日本の未来はあまり明るくないというのが現状かもしれません。
自分に何が出来るか空間を扱う物として重い課題を突き付けられていると認識してます。