衰退するのは果たして… 前編
空き家が多いから「街」が衰退するのか、
街が衰退したから「空き家」が増えるのか、
答えは後者である、と先日テレビで専門家が話しているのを見ました。
今日は、街が衰退したから「空き家」が増えるについてお話しします。
空き家の定義とイメージ
ここでは空き家の定義を1年以上空いている、
イメージは古い・3点ユニットバスと仮定しましょう。
当社の管理物件に築30年・3点ユニットバスの物件があります。
エレベーター・オートロックもなく、これといった設備もございません。
しかしこの物件、二子玉川駅徒歩3分の立地なんです。
人気の二子玉川エリア+駅近、問題なくリーシングが進む物件となっています。
築年数は30年ほど経っていますがリノベーション工事をした物件、
収納スペースを造作・浴室にアメニティ収納を追加など室内を一新、とても綺麗に仕上がっています。
横浜市は能見台に位置する物件、リーシングに苦戦しています。
これが都内・横浜駅周辺にあったらと何度考えたことか。(笑)
能見台の否定ではありません。
しかし同じ様な物件でかたやリノベーションを施工しても、
この様な結果になるのです。
これを言ったら元も子もないかもしれないです。
が、これもまた事実でありリーシングにおいて考えなければいけません。
これから物件を購入、マネジメントする方は
その街がどうあるかをよく考えましょう。
次回は衰退するのは果たして…後編
逆サイドからの見解です。