変化を楽しむ
私は過去に12回の引っ越しを経験しています。
現在30歳なので、単純に考えると生まれてから2年半に1度引っ越しをしている
計算となります。
実際には長く住んだ家、短期間しか住まなかった家がある訳ですが、
特に転勤等を伴う仕事をしてこなかった私にとって、この回数は非常に多いと言える
でしょう。
引っ越す先の家はグレードで言うなら上がったり下がったり、地域は近所から県外、
そうそう、車はおろか自転車すら持っていないのに、駅まで徒歩56分なんて家に住んだこともありました。
住んだ期間に差はあれど、これまで住んだどの家にも思い出があります。
優しいご近所さん、話の長い大家さん、人懐っこい野良猫・・・
もちろん良い思い出ばかりではなく、夜中に大声で歌い出す隣人に悩まされたり、
いらぬトラブルに巻き込まれたり・・・
ですが、そうした環境の変化は日常に刺激を与えてくれたようにも思います。
ところで、この「環境の変化」。
皆様は上手く順応するタイプですか?それとも少し苦手なタイプでしょうか?
引っ越しに限らず、仕事や人間関係・・・大きくまとめると「人生」は、幼い頃に想像していたよりも遥かに多くの変化が訪れますよね。
これは個人的な考えですが、年齢を重ねれば重ねるほど、変化というものに対して抱く
不安や戸惑いは大きくなっているように思うのです。
大胆から慎重に、大雑把から繊細に。
それを成長と呼ぶ人も、後退だ衰退だなんて言う人もいますが、
生きていれば必ず成長はしますし、また後退する日も必ずやってきます。
だからこそ、私は決めていることがあります。
それは、どんな時でも「変化を楽しむ」こと。
口で言うほど簡単なことではありませんが、そういう意識を持つように心がけています。
一言に「変化」といっても、誰が見ても分かるほどの大きな変化というのは、きっと人生でそう何回も起こるものではないでしょう。
ですが、目を凝らせば発見できる小さな変化は日々起こっています。
例えば「今日は電車が空いていた」とか「駅まで信号に引っかからず行けた」とか。
良い変化だけでなく「いつもより肩こりがひどいな」とか「靴擦れした」とか。
どれも他人から見れば「どうでもいいこと」ばかりですが、私自身はその全てを楽しもうという気持ちで過ごしています。
前者はそのまま良い気分に浸りますし、後者であれば「よし、今日は少し高価な入浴剤を使おう」
「週末に新しい靴を見に行こう」と発想を転換し、一人ほくそ笑みます。
そうして変化を楽しむ癖を身に付けておけば、この先に待ち構えているであろう
苦しい変化や厳しい変化にも屈することなく、また乗り越える力を養えるような気がしているのです。
最後になりましたが、このご時世たくさんの選択肢がある中で弊社に興味を持ってくださり、出会うお客様。
その中にはきっと不安や戸惑い、そして疑問を抱えている方も多いと思います。
私の役割はほんの小さなものですが、皆様が踏み出してくださった第一歩の窓口として、
この先の変化を楽しんでいただけるよう、そして少しでもそのお役に立てるよう、
今日もとびきりの笑顔でお待ちしております。
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