2017年6月4日
原状回復工事はチャンスなのか?
原状回復工事、退去が発生するたびに起きる厄介なイベントです。
厄介な例として、
・入居できず賃料が発生しない
・工事費用が掛かる
・場合によってはもめる
などなど…
しかし原状回復工事、決して後ろ向きなことだけではないと思うのです!
せっかくなら、このタイミングで新しい工事を
物件の家賃は新築時から下降線を辿ります。
余程の物件じゃない限り、築10年も経てば新築時と同じというわけにはいかないでしょう。
そこで、現状維持あるいは賃料を上げる工事をするのです!
最近の賃貸マーケットは展開が早いもので、
今は珍しいとされている設備が、10年後には当たり前になっているなんてことがよくあります。
最近ですとミストサウナや浴室TVといったところでしょうか。
物件によって導入する設備は異なりますが、
入居促進を第一に考えれば厄介なイベント時に、少しの付加価値を付けてみるのもアリだと思います!
アクセントクロスから大規模リノベーションまで、
別に必ずやらなくてはいけないというわけではありませんが
ただ、改めて物件について考えてみると、案外別の発見があるかもですね!