2017年6月3日
有料座席指定列車が流れを変える?
最近、各電鉄会社で導入が進む有料座席指定列車の導入が進んでいます。
2018年春より京王線でも夜間帰宅時に多摩方面への列車で予定されています。
疲れて帰宅する際、始発にも関わらず満員電車で立ちっぱなしや座れるまでひたすらホームで待つといったストレスから解放されるので、今後も各線で導入される事が期待されます。
ただ、特急料金を毎日払うのは懐が痛むので、毎日という訳にはいきませんよね(笑)
もうひとつ注目すべき点は、こうした動きにより都心回帰にあった住宅事情に変化が生じるのではないかという点です。
今でも郊外には新しいショッピングモール等の商業施設が続々と開設されており、わざわざ週末に都心に出なくても事が足りてしまうケースも増えてきました。
また、ここ数年電鉄会社の本社機能を都心から移転する傾向も増えています。
◇京王電鉄:新宿⇒聖蹟桜ヶ丘
◇京成電鉄:押上⇒京成八幡
◇小田急線:泉岳寺⇒みなみとみらい
この流れが日本が抱える人口事情、交通事情、東京一極集中という問題に一石を投じれるか注目です。