賃貸物件での夏の暑さ対策!-夏本番前に-
今年はすでに多くの国で最高気温の記録が更新されており、
気候科学者によると2023年は観測史上最も暑い年になる可能性があると発表されました。
日本でも平年に比べ気温が高く暑い夏に夏なる見通しのようですが
暑い夏を乗り切るために暑さの原因を知り賃貸物件でも簡単にできる対策についてご紹介いたします。
まずお部屋が暑くなってしまう原因は様々ですが主なものとしては以下の3つが考えられます。
1.外部の気温
一番想像しやすいのが、昼間に降り注ぐ太陽の熱による暑さです。
特に夏の暑い日や直射日光が当たる部屋は窓からの差し込む日光により暑くなります。
直接日光が入らない場合でも建物が暖められ、お部屋を暑くしてしまいます。
2.施設や家電の熱源
調理時に出るガスコンロやオーブンなどの熱はもちろんですが、
エアコンや冷蔵庫・テレビ・パソコン・TVゲームからもかなりの放熱があります。
エアコンは室内を冷やすために使っていても、古くなっていたりフィルターなどの清掃が行き届いてない場合
エアコンの冷房効率がさがり部屋を暖めてしまう場合があります。
3.建物の構造
木造は熱を逃がしやすい性質がありますが、断熱材の不備や窓・ドアの隙間が原因で暑くなってしまうことがあります。
鉄筋コンクリート造の建物は木造に比べ熱がたまりやすく特に打ちっぱなしの部屋では熱伝導率が高いため非常に暑くなりやすい傾向にあります。
以上のようにお部屋が暑くなる原因は様々ですが、賃貸物件で暑さを和らげる方法がいくつかあります。
1.風の通り道をつくる
部屋に帰ってきて室内に熱がこもっているときはまず窓を開けて熱を逃がしてからエアコンを使う方が効果的です。
特に夜の時間帯であればより効果が実感できると思います。
窓を開けるときは風の通り道として入口と出口の2か所を開けてあげると効率よく熱を逃がせますが、難しい場合は換気扇を回すこともおすすめです。
2.窓からの日光を遮る
窓に遮光フィルムを貼ったりカーテンやブラインドをしめることで室温の上昇を抑えられます。
ベランダやバルコニーがある場合は、カーテンやブラインドに加え窓ガラスの外にすだれをかけるとより効果的に日光による暑さを軽減できます。
まだまだ暑い夏の本番前ですが、少しでも快適にすごせるようチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、お引っ越しを検討されているかたはデザインや立地だけでなく、
風通しや建物の構造などを意識して快適に過ごすためのお部屋選びをしてみてください。