ペット可賃貸のニーズ拡大~運用次第で空室対策に!
今回はペット可物件のニーズ拡大についてお話します。
不動産大手ポータルサイトではペット可の物件掲載件数が
5年で約2倍となっています。
2019年では全体の掲載件数のうちペット相談可能物件の占める割合が約10%でしたが
2024年では18%を占めるまでに!!
ペット可物件の反響数も伸びていて特に東京都内のペット可物件の反響は
23区すべて上位30位以内に入っています。
最寄り駅から徒歩25分という一般的に賃貸物件では苦戦する場所でも
ペット可物件だと入居しやすい傾向にあります。
ペット可物件の中でも複数頭のペットが飼える物件はまだ市場に少ない為、特に需要が増えています。
賃料が相場より2割程高くても供給が少ない為成約になりやすい傾向にあります。
管理面でいえば入居後のトラブルを回避する為に、
1 騒音の心配なら。。。
猫のみ多頭飼いをOKにするなど (犬は鳴き声がトラブルのもとに)
2 原状回復工事の心配なら。。。
退去する際にペットによる傷が原因で高額な退去費用がかからない様にペット飼育用のクロスや床にする。
敷金を積み増ししておいてもらう
賃料を割高にして退去費用に備えてストックしておく。
3 立地が悪く空室期間が長いお部屋にお悩みであれば。。。
原状回復工事と合わせてペットが飼育しやすいお部屋にリフォームを考えられた方が
トータルの賃料収入が良くなるかもしれません。
一つの空室対策にもなるのではないでしょうか。
空室対策としてペット可物件にする場合の必要な準備と設備とは?