あるある??賃貸トラブル – 終わりが見えないことも・・騒 音 編 –
賃貸トラブルあるあるといえば、、、、
そう!!
「騒音トラブル」です。
賃貸に住んだ事がある人であれば
一度は騒音に悩まされた事もあるのではないでしょうか。
近年は特にコロナ禍の影響で家で仕事をする人、家にいる時間が増えたことで、
よりそういったケースが顕著に増加しています。
お部屋探しではそういったトラブルを避けるため、
「角部屋」
「上階なし」
「下階なし」
等で探す方もいるでしょう。
かなり部屋数は限られてしまいますので
今回は少しでもそういったトラブルを避ける為、
騒音対策をご紹介したいと思います。
①木造よりもRC造を選ぶ
そもそも論ですが、少しでも構造の良い物件を選びましょう。
木造よりも鉄骨やRC造等の方が一般的に防音性能が高いです。
また築年数の古い木造アパートに比べると、
最近の賃貸住宅の防音性能はある程度よくなってきていますので新しい物件を選ぶと良いでしょう。
※鉄骨は注意!! 木造より響く時があります!!
②家庭用の家電の振動や音対策
洗濯機や掃除機などの家電は早朝や深夜の利用は避け、
洗濯機は特に消音・防振マットは敷くと良いでしょう。
※ネット通販でいろいろ売ってます。
③住宅の設備や家具による音対策
ドアの開閉:静かに開け閉めし、緩衝材で音を抑える
給排水音:シャワーや入浴などの早朝や深夜の利用を控える
家具の移動音:テーブルや椅子を引きずらない。脚にキャップをする
④AV機器や楽器の振動や音
テレビやオーディオ機器:適正な音で使用する。隣の住戸と接する壁際への設置は避ける。
深夜・早朝などはヘッドフォンを使用するなど配慮をする。
楽器の演奏:カーペットやカーテンで室内の吸音性能を高める。
電子楽器はヘッドフォンを使用する。防音室(防音ブース)を設置する。
⑤その他の生活音
足音:カーペットやマットなどを敷いて音が響くのを抑える。歩き方に注意する。
※かかとで降りるような歩行方法は響きます。
スリッパなどを履いて静かに歩きましょう。
話声:窓を開けたまま大声で話さない。部屋に人が集まるときは時間帯を考慮した声の大きさで会話する。
※深夜は思った以上に本当にすごく響きます!
ペットの鳴き声:習性を学んだうえで飼い、しつけを行う。
ペットがストレスをためないよう飼育環境に配慮する。
といった所でしょうか。
生活騒音は、法律による規制がありません。
また、人によってどれくらいの音なら騒音ととらえるかも違ってきます。
ちょっとした物音でも気にしてしまう人もいれば、生活音程度ではまったく気にしない人も。
ですから、騒音トラブルの解決はなかなか難しい部分もありますが、
最後はみなさんの他人を思いやる気持ちが大切です。
日々の生活の中でいつもより少し生活音に気を配ってみてはいかがでしょうか。
それでもだめなら、、、、、、
私たちは現地実験をして音に対する大小の認識を一致させます。
お手上げだーといいたくなる時もありますが、音の発生履歴を粘り強く記録して
すり合わせ、解決に至ったことも多数ございます。
ある程度「人の感覚も客観的な数字やデータで説得できる」というのが経験則になりました。
とはいえ起こってほしくないトラブルの一つではあります。