なかなか解決しない・・騒音トラブルの対処法

隣室や上下階からの騒音は、賃貸住宅で非常に多いトラブルのひとつです。
管理会社にも日々ご相談が寄せられますが、
音は感じ方に個人差があり、「どこまでが生活音なのか」という判断が難しい問題でもあります。
そのため、すぐに解決に至らないケースも少なくありません。

集合住宅では、生活音を完全になくすことはできません。
足音、ドアの開閉音、家具の移動音、水回りの音などは、建物の構造に関わらず一定程度発生します。
鉄筋コンクリート造でも音が全く響かないわけではなく、
木造や軽量鉄骨造であればさらに伝わりやすくなります。
まずは「ある程度の音は発生するもの」(共同住宅だから。。)
という前提を理解しておくことが重要です。
特にトラブルになりやすいのは「夜間」です。
22時以降は周囲が静かになるため、
日中と同じ生活音でも大きく感じられる傾向があります。

テレビや音楽の音量、話し声、洗濯機や掃除機の使用時間などは、
時間帯を意識するだけでも印象は大きく変わります。
具体的な対策としては、
★ カーペットやラグを敷く、
★ 椅子やテーブルの脚にクッション材を取り付ける
★ 家具のレイアウトを変える
★ 家具と壁の間の隙間を少し離す
(音は壁からも伝わります!!)
等があります。
特に足音や物を引きずる音は階下へ伝わりやすいため、
こうした対策だけでも効果はあります。
日頃から音を出さない意識を持つことが、トラブルの予防につながります。
また
騒音が気になる場合は、直接相手に伝えるのではなく、管理会社へ相談するのがベストです。
入居者様同士での直接のやり取りは、感情的なトラブルに発展する可能性があります。
管理会社から注意喚起や全体への案内を行うことで、円滑に改善されるケースも多くあります。
ただし、生活音の範囲内と判断される場合や、発生元が特定できない場合には、即時の解決が難しいこともあります。
この点については、残念ながら可能性としては有りますので、
あらかじめ理解しておく必要があります。
騒音トラブルは、「自分は大丈夫」と思っていても、知らないうちに周囲へ影響を与えていることがあります。
お互いに少しずつ配慮することで、住みやすい環境は維持されます。
集合住宅である以上、一定の音は共有されるものです。
だからこそ、日々の意識と気配りが、トラブルを防ぐ一番の対策なのかもしれません。
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