天井から「ピッ…」と音がしたら。電池式火災報知器のサインと対処法

ある日突然、火災報知器から「ピッ……ピッ……」という短い音がしたり、
「電池切れ」というランプがチカチカ点滅し始めたりしたことはありませんか?
「えっ、故障!?」
「うるさくて眠れない!」
と焦ってしまうかもしれませんが、
これは「電池式」の火災報知器ならではのメッセージです。

1.そもそも「電池式」ってどんなもの?
賃貸物件の多くには、配線工事がいらない「電池式」の火災報知器が設置されています。
天井にポコッと付いているだけのシンプルなものですが、
実は中に「リチウム電池」が入っていて、24時間365日、皆さんの安全を見守っています。
また、消防庁やメーカーは、「10年を目安に本体ごと交換すること」を推奨しています。
2.「電池」を替えるのは、入居者?オーナー?
では、電池を変える、本体ごと交換の費用負担について説明します。
※一般的な内容になります。
契約内容によっても変わりますので、ご自身の賃貸借契約書を確認することをお勧めします!
★ 電池が切れた場合:【契約者の負担】
エアコンのリモコンや時計の電池と同じ「消耗品」という扱いになるため、
基本的には入居者様に交換をお願いしています。
★ 本体が故障・寿命の場合:【オーナーの負担】
電池を替えても直らない故障や、設置から10年以上経っている場合は、本体ごと交換しましょう。
経年劣化にあたりますので、オーナーの負担で行うのが一般的です。
「どっちか分からない!」という時は、まずは管理会社へご相談ください。
3.火災報知器の電池は「特殊」です!
「よし、コンビニで電池を買ってこよう!」と思うかもしれませんが、
火災報知器の電池は、普段使う単3電池とは形が違います。
★専用のコネクタ付き電池: 多くの機種では、専用のコードが付いたリチウム電池が使われています。
お店にはなかなか売っていません!!
家電量販店でも取り寄せになることが多くネット通販などで探す必要があります。
★10年が交換の目安 : 先程もお伝えしましたが消防庁やメーカーは、
「10年を目安に本体ごと交換すること」を推奨しています。
電池自体も2,000円前後することが多いため、設置から10年以上経っているなら、
電池だけ替えるより本体ごと新しくした方が安心です。
4.音が鳴り出した時の「3ステップ」
★音を止める : 本体のボタンを押すか、紐を引くと一旦音が止まります。
★型番をチェック: 本体にある「メーカー名」や「型番」をスマホで撮っておいてください。
★10年経っていたら管理会社へ連絡:「10年を過ぎて電池切れのサインが出た」と
お知らせいただければ対応を致します。

5.「外して放置」だけは絶対にダメ!
音がうるさいからといって、電池を抜いたまま放置するのは一番危険です。
「いざという時に鳴らなかった」となると、入居者様の管理責任(善管注意義務)を
問われてしまう可能性もあるので、放置せず早めにお知らせください。









