これからの賃貸経営と外国籍入居者の受け入れ方
今回は、賃貸業界で
外国人を入居者ターゲットにする動きが広がり始めていることについてお話しします。
厚生労働省の発表で2023年10月末時点の外国人労働者が204万人と過去最高を記録し
10年間で約3倍と年々増加しています。
これからの日本の少子高齢化と人口減少を考えると、
外国人を積極的に受け入れていく流れになるのではと思います。
外国人入居者の受け入れは家主にとってもメリットがあると言えます。
日本人にとって不人気で空室が埋まらない、バストイレ一緒の3点ユニットバスでも
シャワーが基本文化の外国人であれば入居して頂きやすい傾向にあります。
しかし文化が違う為、入居後に下記のトラブルになるリスクもあります。
1、騒音問題
2、ゴミの分別
3、賃料未払いでの退去(無断退去・帰国)
これらのリスクを未然に防ぐための対策として、
「多言語対応可能な保証会社を必須」にしたり
「ゴミの分別を母国語で説明する掲示物を配布」したりする事で
リスクを軽減できます。
文化が違うため、悪気なく行っていて説明すれば解決するケースも多いですし、
日本の方より綺麗にお部屋を使って退去される方もいらっしゃいます。
これらの問題は外国籍に限った事ではなく
日本人の入居者でも発生しうるリスクなので、「外国籍だからといって二の足を踏む事なく」、
事前に対策する事で優良顧客となりうる可能性もあると思います。
気持ちよく過ごせるように日本人も外国の方も仲良くしたいですね。
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