目に見えないA.R.E.気にしたことありますか?
新年早々大きな地震があり、連日の報道で目にする建物の倒壊、地面の液状化等、
不動産取引では切っても切れないお話はいっぱいあるんですが、
それ以前に皆様は前述の情報をどのように知りましたか?
TVの報道ですと、どの放送局を選んでも画一されており大局的な一面しか見えず、
現地のリアルタイムな状況等はSNSで見聞きされた方が多いのではないかと思います。
また、地震の発生を携帯電話の災害速報で知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
近年、日本の携帯電話普及率は約94%あるそうですが、
情報を得るために『電波』を受信できる環境か否かは生活する上でかなり重要になってきます。
「ここWi-Fi飛んでんな」という芸人さんのネタがございますが、
実際に電波が見える人なんていませんから、
(A.R.Eは流行語なので、ちょっと使用してみました。※不動産用語ではありません。)
住む場所を決める上で現地でお持ちの携帯電話の受信状況を確認することや
インターネット環境を調べるのは快適な暮らしを目指す上で
絶対に踏んでおくべき工程と言えます。
昔は電波というとラジオの受信時に四苦八苦するものというイメージでしたが、
今はラジオすらもインターネットがあれば全国どこででも視聴できる時代です。
企業のテレワーク導入も進み、
住む場所よりも『住む環境にメリットを感じられるかどうか』
が、昨今のお住まい探しの判断基準になってきているように感じます。
電波の受信状況ですが
『1階<高層階』である方が遮蔽物が少ないことが多いため環境が良いと言えます。
また、最新の耐震性も気になる場合は
『2000年基準』という耐震基準
がございますので、
2001年築以降の建物でお探しになるのも一つの目安になるのではないでしょうか。
様々な情報が取捨選択できる世の中、ネットリテラシーを高く持ち
皆様が快適な新生活をお過ごし出来ることを祈っております。
住む環境関連、騒音について書いているので是非読んでみてください!