換気の大切さ-24時間換気してますか?-
賃貸住戸を検索すると良く目にする「24時間換気」
コロナ期においては、特に注目度が高かったのではないでしょうか。
今回は2004年に施行された改正建築基準法の「24時間換気」について記事にしたいと思います。
24時間換気とは、主に居住者の健康被害の防止の観点から施行された法律となりますが、
住戸内の内装仕上げ材には揮発性の高い接着剤や塗料が用いられていることにより、
乾燥するまでの間にこれを吸い込む事を最小限にするために施行されました。
仕組みは、換気扇や換気口により住宅内が負圧となることで、空気を引っ張る力が発生し
給気口から外気が流れ込みます。
その作用で1時間で住戸内の半分の空気の入れ替えができるというものになります。
有効に利用するためには、換気扇に24時間換気スイッチが設置されていれば、
ONにして給気口を開く、これをお勧めいたします。
特に賃貸物件では、入居前に壁や天井クロスの張り替えをしていることもあり、
施工ボードとクロスの接着剤が乾燥するまでには数年かかるとも言われております。
また、退去立会では、天井付近や北面の壁に、薄いカビが発生していることも散見されます。
就寝時には、大人は500ml近くの水分を体内から放出するともありますので、
カビを抑制するためにも24時間換気の利用をお勧めいたします。
まずは、賃貸検索サイトなどで、その住戸が24時間換気であるのかチェックボックスがありますので
ご活用頂けますと幸いでございます。
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