カレーが作りたくなるキッチン
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間取り
1R -
面積
13㎡ -
構造
RC造 -
エリア
東京都千代田区 -
築年月
60年 -
完了年月
2021年8月 -
コンセプト
一人暮らし・自炊レベルの高い男性に料理がしたいと思ってもらえるような台所づくり
一人暮らし上級者が選ぶ部屋
都内でも人気のある千代田エリア。家賃も相応に物件が多いなか今回のお部屋は5万円代とエリアではそれだけでも希少で室内をキレイにすれば家賃を上げられる可能性を感じた。最寄り駅より6分の立地だが13㎡の狭小という事からターゲットを『30代男性ミニマリストサラリーマン』とした。30代で一人暮らしを始め何度か引っ越しを繰り返していて自炊のこだわりを強く持っている人物を想定し他にはないキッチンを作る事で差別化を図ることに挑戦。こだわりを持った人を引きつけるには制作にもこだわりをと考え「広い調理スペースの確保」と「香辛料がズラッと並べられる棚」をポイントとして設計しました。
シンプルに設備を揃えて
狭小ではあったがベット置けるスペースなどは確保出来ていたので思い切り2mを超えるキッチン台を造作し大型シンクと2口IHコンロを設置。元々ミニキッチンの下に収納式の備え付け洗濯機がある冷蔵庫を置けるスペースはなかったところを新たなに洗濯機を置ける防水パンを設置し冷蔵庫スペースも確保しました。
ヘリンボーン床でインパクト
キッチン廻りのデザインをシンプルにした分、室内全体にアクセントがあまりない内装になるので床のフロアタイル材をヘリンボーン仕様にし元々の色合いより明るい素材を加えました。ヘリンボーン仕様は狭さをより強調してしまうデザインではあるがお部屋を内見した時の印象を強くし当物件を忘れなないでいてもらう狙いを持って選びました。