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サブリースの知恵ぶくろ

VOL.8

サブリースに潜むリスク④「メンテナンス費用」

2016年12月20日|| by 阪谷 泰之
サブリースに潜むリスク④「メンテナンス費用」

サブリース契約と言えども、室内の設備や仕様はオーナー様所有物!!

サブリース契約を利用してご所有の不動産をサブリース業者に貸したと言えども、室内にある設備や仕様はオーナー様の所有物です。当然故障したり、入居者が退去したり、と突発的に設備の修理交換費用や原状回復費用は所有者であるオーナー様に掛かってきます。

この費用を負担しないと、次の入居者を募集できなかったり、入居者から大きなクレームになったりしますので、不動産を安心して貸し出せる状態ではなくなります。サブリース契約の解除条項にも含まれています。

工務店より高い!?サブリース業者の工事代金!!

この工事代金がくせ者です。サブリース業者は基本工事屋さんではありませんので、結構いい値段の工事代金を請求してきます。理由は明白、見積もった工事内容を丸ごと下請工事会社が一手に引き受けるうえにサブリース業者がマージンを取るからです。大手の会社だと、下請けは管理を請け負うだけなので、孫請けまで出てきたりします。

なかには、昨今の賃貸市場の苦戦により、賃料収入だけではなかなかサブリース事業が立ち行かず、この工事代金の収益をあてにしているサブリース業者もいると思われます。

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原状回復費用はオーナー様の負担。国土交通省のガイドラインがあります。

不動産オーナー様のなかには、原状回復費用は入居者負担だろうと考えている方もいるようですが、国土交通省から明確にガイドラインが発表されています。このガイドラインでは、通常使用による損耗は不動産オーナー様の負担と定められています。

また、インターネットの普及とともにこういった知識を入居者が当たり前のようにもち、さらに少額訴訟制度も生まれたことも重なり、なかなか不動産業者も一方的な請求をしづらい下地が業界に生まれています。

オーナー様がサブリース契約で気を付けること。&当社の対応。

まず、不動産オーナー様においては、賃料収入だけに目を奪われるだけでなく、工事単価も確認することをオススメします。特によくお金が掛かりやすいクロスとエアコン等の大項目だけでも契約前に単価を確認しましょう。

当社においては、まず一層の安定を求める不動産オーナー様の為に、設備故障や修繕に対応したサブリース契約をご用意しております。また、当社は独自に工事部門を持ち、各項目ごとに職人に発注する体制を取っておりますので、ほか不動産業者さんより割安で工事を提供できる体制を整えています。

ぜひ、工事代金等でお困りの不動産オーナー様、当社までご相談ください。

 

 

 

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